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むかし賀茂の大路をおぼろ夜に車のきしる音しけり
出てみれば異形のもの也 車争の遺恨にや
「朧車」
都良香らぜうもんを過て一句を吟じて曰 「気霽風梳新柳髪」 と
その時鬼神一句をつぎていはく 「氷消波洗旧苔鬚」 と
後 渡辺綱がために腕をきられ からきめ見たるもこの鬼神にや
「羅生門鬼」
上州茂林寺に狸あり
守霍といへる僧と化して寺に居る事七代 守霍つねに茶をたしみて茶をわかせば
たぎる事六、七日にしてやまず 人その釜名づけて文福と云
蓋 文武火のあやまりなり 文火とは縵火也 武火とは活火也
「茂林寺釜」
世に丑寅の方を鬼門といふ
今鬼の形を画くには頭に牛角をいただき腰に虎皮をまとふ
是丑と寅との二つを合せてこの形をなせりといへり
「鬼」
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なお利用している画像もろもろ全て著作は製作者様に有テキスト持ち出し、よう相談。違反者天誅!
**古典妖怪文章は鳥山石燕作品「画図百鬼夜行」「今昔画図続百鬼」「今昔百鬼拾遺」「百器徒然袋」
(百鬼夜行シリイズ)より引用させて戴きました。
三千年を経たる狐 藻草をかぶりて北斗を拝し 美女と化するよし 唐のふみに見へしは これなめりと 夢のうちにおもひぬ------------------
「化の皮衣」
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